手のひらの花火

¥ 1,944

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※1回のご注文毎に送料215円が掛かります。

<>外部サイトに貼る
外部サイトへの埋め込み方

下記コードをコピーして、あなたのwebサイトのHTMLに貼り付けてください。

通報する

記憶のような、予言のような―― 鋭く、なつかしい言葉たち。
第53回短歌研究新人賞受賞作「死と放埓なきみの目と」を含む、10代後半から20代に書かれた短歌250首を収録した山崎聡子第一歌集。少女の鮮烈な視点が〝あの世〟と〝この世〟を交錯する。

さようならいつかおしっこした花壇さようなら息継ぎをしないクロール

塩素剤くちに含んですぐに吐く。あそびなれてもすこし怖いね。

雨の日のひとのにおいで満ちたバスみんながもろい両膝をもつ

放埓なひかりが宿る君の目のひとなつで死に絶えるひぐらし

へび花火ひとつを君の手のひらに終わりを知っている顔で置く


定価:本体1,800円(税別)
出版社:短歌研究社
発売日:2013/5/20
単行本:160ページ
ISBN:978-4-86272-319-2

栞文:日高堯子、加藤治郎、穂村 弘、石川美南
装画:清水智裕、装幀:花山周子

*短歌研究新人賞:月刊短歌総合誌「短歌研究」が毎年公募する未発表30首を対象とした短歌の新人賞。新人の登竜門といわれ、その前身となる「短歌研究50首詠」は、中城ふみ子、寺山修司らが受賞したことでも知られる。